高配当株投資の銘柄選び!配当金のベースができるまで3銘柄にする理由

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こんにちは。投資家かぷちです。

今回は、日本高配当株投資の銘柄選びの第2回目としてこれから高配当株投資を始める方向けに保有する銘柄数について解説したいと思います。

配当金のベースができるまで3銘柄がおすすめな理由は、これから投資する方は多くの銘柄を保有すると株価の動きや業績を確認することが難しいからです。

投資額が増えてマネーマシンができるまで銘柄数を増やさない理由の特集記事をぜひ参考にしてください。

高配当株投資の銘柄選び

高配当株投資でマネーマシンを作るなら、超優良企業の株を「買い増す」保有し続けることが大事になります。そのため、配当株投資を始める時は、しっかりとした主力となる銘柄でベースを作ることが大切です。家で例えるなら台風や暴風がきてもびくともしない基礎工事です。

この高配当株投資の銘柄選びを成功させて頑丈なベースを作るには、銘柄数を少なくする必要があります。

配当金のベースができるまで3銘柄にする理由

銘柄数を少なくする理由は、主力企業の業績推移、株価チャート、配当金の推移など細かく確認することができるからです。

投資を始めると投資本やSNSの株クラさんの情報を通じて、いろんな銘柄を知ることができあれもこれも買いたくなりますが、配当金のベースができていない状態で気になる銘柄を増やすことは企業の動向を確認することができないのでおすすめしません。

骨組みがしっかりしていない状態(投資に慣れていない状態)で銘柄数を増やすと企業業績を隅々までチェックできず、無配や減配で株価大幅に下落する銘柄をつかんでしまう可能性が高くなるからです。

これは、家なら年輪の浅い木材で基礎工事をして好きなインテリアや外壁の色を決めるようなもの。車ならオプションパーツを決めるのは大変危険です。

高配当株投資の銘柄選びで失敗しないためにも、投資額が300万円で配当金が月1万円もらえるまでは3銘柄にするとよいでしょう。

地盤固めに必要な銘柄を選ぶ

セクターの中で首位級銘柄を選びましょう。

超優良企業の株を「買い増す」保有し続けてマネーマシンを作るため、悲観されて株価が暴落しても保有し続けられる銘柄を選ぶ必要があります。

そのため地盤固めに必要な銘柄は、成長率よりも安定性を優先しましょう。

私は、配当金の地盤固めをする時には、そのセクターの中で首位級銘柄を選びます。

銘柄数が多いと管理が大変。。

銘柄数が多ければ多いほど分散投資できるので、業績悪化による減配や無配のリスクを防ぐことができます。

とは言え、投資を始めたばかりの方が30~50銘柄も保有したら管理が大変になってしまいます。実際に私は日本とアメリカの高配当株でマネーマシンを作るために日本株14銘柄、海外株3銘柄の合計17銘柄で迷いが生じていました。

銘柄数が多ければインデックス投信のようなバランスの良いポートフォリオを作れますが、新しい銘柄探しの旅を始めてしまいました。

地盤固めに必要な銘柄ををしっかりと管理ができる銘柄数にしましょう。

地盤固めする株の管理の方法

地盤固めする株は、企業の業績推移や今後どうなっていくか?増配が期待できるか?など確認することが大切です。

私は、Googleで「銘柄名+決算まとめ」と検索して会社の業績や財務状況、キャッシュフローの推移、配当推移をチェックします。また、3ヶ月に1度のペースで発表される決算の内容に目を通します。

  • 会社は健全か
  • 売上高、営業利益、EPS※は右肩上がりか?
  • 配当性向が高くないか
  • 累進配当、連続増配しているか?

※1株当たり純利益、同業他社と比較してEPSが高ければ相対的に収益力が高いと判断できる。EPSが右肩上がりで成長していることもチェック。

自分が経済アナリストになったつもりで、今後の展開を予想する。

そういった意味でも銘柄数が多いと正しい判断ができないと言えます。

地盤固めにおすすめな3銘柄

それでは、日本高配当株投資の地盤固めにおすすめな3銘柄を見ていきましょう

三菱UFJ(8306)

メガバンクの首位級銘柄である三菱UFJは、地盤固めにおすすめな銘柄の一つです。

利益は右肩上がりで伸びており、EPSはコロナの影響で2020年に落としていますが復活しています。

配当金は、2015年から右肩りで増えています。配当性向も2020年に高くなっていますがその後は30%前後で推移しており今後も配当金を期待できそうです。

三菱UFJは、定期的に自社株買いを行っているため株価の安定・上昇の可能性も期待できます。

東京海上(8766)

東京海上は、2024年3月期の決算内容よりMS&ADやSOMPOホールディングスの純利益の倍近い6700億円と収益力の高い企業です。

保険事業は、国内の人口増が見込めない中でグローバル化を進め海外事業の利益が約半数を占めています。これは、海外のM&Aがうまくいっている成功事例の企業だと言えます。

配当金は、ここ10年で約4倍に増えており増配を期待できる銘柄の一つです。

また保険事業は、契約者から定期的な保険料を得られるサブスクのようなビジネス形態。ストック型ビジネスで安定的な収入が得られるのも魅力です。

KDDI(9433)

KDDIは、NTTに次ぐ国内通信キャリア2位の企業です。

auやUQモバイルなどの通信事業だけでなく、じぶん銀行、au証券のほか三菱商事と提携したローソンの運営など多角的な経営をしている企業です。

これは、NTTやソフトバンク、楽天モバイルと違い親会社が存在せず市場の変化に対応しやすいのが理由です。これからも新しいことに挑み続け非通信事業の伸びにも期待しています。

2023年3月期で21期連続増配を達成しており、減配リスクも少ないため地盤固めにおすすめな銘柄の一つです。

まとめ

今回は、高配当株投資の銘柄選び!配当金のベースができるまで3銘柄にする理由について解説しました。

銘柄数が多いと管理が大変で迷いも生じます。

かぷちの地盤固めにおすすめな3銘柄は、「三菱UFJ、KDDI、東京海上」です。

企業の業績推移や今後どうなっていくか?増配が期待できるか?などIRバンクの情報や企業の決算資料を確認してみてはいかがでしょうか。

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